山の話、
山林を2つ持っている。と言っても裾からてっぺんまであるわけではなく、片方は27000m2を共同所有する入会地、もうひとつは曾祖父の山を孫、ひ孫がわけてしまった斜面の3000m2ほどの一角である。で、山の価格より、名義変更の手続きの手数料のほうが高いという代物である。一応森林組合に委託して、間伐材とるよ、代わりに手入れしてあげるよっていうことになってるのだが、少なくとも狭い方は何ら手入れされてない。入会地の方は県道から見ただけで、中はみてないからどうなってるのかわからない。狭い方の山の中はどうなってるのかと言うと直径20〜30cmの杉が植えられている。で、その間を広葉樹はどんぐりが落ちてたからクヌギだろう、それと南天、柊、竹なんかが生えている。こいつらを切らないといけないのだが、斜面なので足場が心もとない。しかも中途半端に切ると、こけた時にあぶない。素人だからチェーンソーなんかない、鋸で切るのだが太いのは切れない。ということで旧峠道のわきの部分だけ今回は切ってきた。ちなみに切ったものはその場に放置。で、奥の方は地滑りを起こして植林した杉が倒れている。しかも道をふさいでいる。ということで、大叔父は自分ちの山に道路を作っている。大叔父の山は近くに住んでいるだけあってきれいにしている。伯父の山は木がなくって竹林になっているらしい。敷地の区切りは、そこにある端っこの木にペンキか縄を結って目印にしている。どこかに松の木があるらしいのだが、伯母が言うには運が良ければ松茸が取れるかもって。わけのわからんキノコは生えてたので、キノコ図鑑を買ってみることにしている。
材木が売れなくなったのは、安い外材が入ってくることも事実なのだが、神戸淡路震災の時に、木造家屋はだめだっていう話になって、それからさっぱりとなってきたらしい。家立てても木材の材料代は10%以下だとか。