今朝見た夢、
陽が暮れたあとの電車に乗っている。もうすぐ終点の通学で乗り降りしてた始発駅である。車内にはあんまり人がいない。一人、開いている窓を閉めながら先頭車両に向かう老人がいる。車内は暗いので近づくまで誰かわからなかった。元会社の元経営企画室長Kさんだった。そうこうしているうちに駅につき、駅の外に出る。駅前の商店街は何気に人通りが多い。祭りじゃないがぼんぼりが吊るされオレンジに灯っている。駅前の信号を渡った久保食堂のところに自販機がある。黒くて細長いどこのメーカーかわからない自販機だが、値段が安く、小さな画面があり、そこにランダムで笑い話が出てくるので、少し見入ってしまう。知り合いか誰かに声をかけられ、我にかえり挨拶をしてそこを離れる。食堂横の裏道を通り、曲がり角まで来たところで、チラシを配っているコック姿の若い人にチラシを渡される。左の県道沿いにネオンサインが明るいレストランがあり、そこの人が年末の人寄せにチラシを配っているようだ。渡されたチラシを見ると、その店のほかにも久保食堂内の古本屋のチラシも入っている。本が売れずに困っているらしい。前に入ったことがあるけど、品揃えはあんまり良くない、と言うか食堂に来る客層向けじゃないなと思った。そのまま歩き昔住んでいた家の前につく。弟がちょうど帰ってきて、入口の土間に車を入れようとしていた。
ごっつい中国人が料理人の小さな木造の食堂にいる。客は他にいない。料理人とその相方の男、そしてもう一人女性の中国人がいる。最近、中国人が多くなったな、これも合弁のせいかなどと思っている。中国人は二派に分かれており、女性は片方のスパイだったらしい。で、それが発覚し、いまここで尋問されているらしい。料理人は脱出した中国人と関わりがあるらしい。女性が白状するにはその先に脱出した中国人のリーダー格の一人を殺しているとのことだった。自分はそれを聞きながら、ますます物騒な世の中になったなぁと思う。
地図をみている。西が海であり、岸には小さな集落と、岸に沿って曲がりくねった道が続いている。そこから川が東から流れており、川沿いに工業団地が幾つかある。少し内陸に入ったところに目的のものがある。と、横にいた人がその地図を取り上げ、ふーんといった感じで見始める。自分はあっけにとられる。