今週のお題「おすすめの本」

ジェイルバード (ハヤカワ文庫 SF (630))

ジェイルバード (ハヤカワ文庫 SF (630))

JAILBIRD

JAILBIRD

文庫本は一冊買って、引っ越しの際に持っていかなかったので、引っ越し先で買って、ついでにペーパーバックも買って。
いわゆる老人の人生語り何だけど、ふとしたことがきっかけで大学に行けることになって、左派活動で縁を切られて、政府に就職して、戦争終わってリストラされて、奥さんに養われて、大統領顧問になって、WG事件のとばっちりで捕まって、刑務所行って、出所したときに大学時代の知り合いに偶然にも会い、そのつてで就職して、その知り合いが無くなったことを隠ぺいして、ばれて刑務所に再び行くところで物語は終わる。
数奇と言うほどでもないけど、いわゆる縁とか人生を感じた小説。


ついでに、
復讐の序章 (ハヤカワ文庫 SF―魔王子シリーズ (631))
愛の宮殿 (ハヤカワ文庫 SF―魔王子シリーズ (641))
殺戮機械 (ハヤカワ文庫 SF―魔王子シリーズ (635))
闇に待つ顔 (ハヤカワ文庫SF―魔王子シリーズ)
夢幻の書 (ハヤカワ文庫SF―魔王子シリーズ 5)
魔王子全5巻、復讐劇なんだけど、途中から主人公が金持ちになってしまったり、復讐される方が、情けないと言うか、小物臭がすると言うか。
あと、表紙が萩尾望都、表示されないのはもったいない。それから著者はまだ95歳で存命なのね。