山崎書店はまだある。しかし前のご主人と、息子の若旦那が亡くなって十数年たっている。若旦那の奥さんが後をやっているが、若旦那が亡くなった後行った覚えはない。まぁ文房具とか雑誌の会社への取り次ぎ配達をしてるから持っているのだろう。ご主人が亡くなったのは会社にいてM.Yさんから聞いたのを覚えている。71歳だったが、そんなに年だとは思わなかったと言っていた。若旦那が亡くなったのはその少し後のことだった。多分40代で、まさかそんなに早く亡くなるとは思わなかった。高校の先輩に当たる人で、大阪の方で働いていたが、戻ってきたらしい。中学の時に閉店間際に行って、なにかの載っている雑誌が発売されているはずだけど、ないかなと言って、雑誌の棚を一緒に探してもらったのを覚えている。週刊誌の方で、月刊誌の広告を見て行ったのだが残念ながら置いてはなかった。中学の時だから27,8年前か。
高校のころはログインとかパソコン雑誌を注文配達してもらってた。中学の時、早川文庫の目録をもらい、夏休みに読みたい本を数冊注文して取り寄せてもらったこともあった。小学校のころ、開ける場所が多い筆入れを買ったのもここだった。祖父にルパン三世とか、キテレツ大百科の漫画を買ってもらったのもここだった。左奥の棚に漫画が意味もなく書店雑誌を問わず置かれていた。親に、子供向けの読み物全集の一冊を買うためと言って、こずかいをもらい買いに行ったのもここだった。友達と遊んだ後買いに行こうと思ってて、友達にその金でお菓子でも買おうといわれて拒否した覚えがある。今に思えば、一冊ずつ売ってたが、だれが買うために置いてたのだろうと思う。
まぁすべては過ぎ去りし昔のお話。